論論論

蒙昧書捨

自分に投げかけたい言葉

メンタルサポートを目指した書籍では最終的には「誰にも才能がある」「努力は実を結ぶ」「友達と恋人がいる平凡な日常に感謝」みたいなことが書いてある。

どんな本を漁ってもどこにも自分がほしい言葉が書かれていない。やりたい分野の才能はない。努力はしたくない。友達と恋人はいたことがない。

だから、耳あたりの良い言葉は自分でここに書くことにした。

あなたは堕落した生活から抜け出したいと常々考えているだろうが、それは残念ながら無意味だ。勤勉な生活がもたらすものは繁栄と豊かな時間と、そして社交だからだ。繁栄を維持するためにはさらなる勤勉な生活が必要になるし、社交は億劫だ。だから堕落した生活から抜け出すということはただ地獄に邁進する以外の何物でもない。

本当に欲しいものはやりたいことだけやれる時間だ。それも1日好きな時間、10年くらい期間を開けてしまってもい。上達もせず、誰にも教えることもなく、下手くそのまま死んでいく。そしてそれ以外何も求められない。

でもそんな人生であれば、あなたは確かにやりたいことをやり通した。それが努力によって貫かれたものと何が違うのか?

少し夜ふかししよう。体に悪い食事も取ろう。そしてさっさと死のう。

「明日から頑張る」はもうやめよう。死ぬまで頑張るのをやめよう。

もうやめよう。